曇り時々雨。
スーパーへ買い物に行き、帰って来るとマンションの階段に ひっくり返った蝉の死骸があった。
つい、2、3日前に 遠慮がちに鳴き始めたばかりだというのに もう、死んでいる…
ちょっと、早すぎるんじゃないの。*1


寝転がって、『撫子が斬る (光文社文庫)』を読む。
宮部みゆきさんが選んだ女流時代小説作家の作品集。
夏になると、まだ、エアコンも車も無かった時代の話を読みたくなる。
この中の畠中恵さんの 若旦那と妖(あやかし)たちのシリーズの中の一昨『茶巾卵』に出て来た雷豆腐を夕飯に作ることにする。



砕いた豆腐を胡麻油で炒って、葱のざく切りと大根下しを入れたもの


と書いてあったので、想像だけで作ってみた。
木綿豆腐を水切りして胡麻油で炒めて、葱と大根下しを混ぜ合わせて、醤油を かけて。
ちょっと、大根おろしが多かったみたいで、豆腐のおろし和えのようなものになってしまった。


ハイボール
ハイボール posted by (C)魚政


雷豆腐と茄子と豚肉と玉葱の炒め煮で、発泡酒の夕飯。
食後にハイボール
ウイスキーがお好きでしょ〜♪
あのCMを見るたびに、ハイボールが飲みたくなって しょうがないので、とうとう、買って来た。
ソーダも おまけについていたのが、うれしい。
ハイボールを飲みながら、また、時代小説の頁を めくる。

*1:蝉の死骸を見ると、秋が近くなっているような しんみりした気持ちになるから、あまり、早く死ぬのは やめてもらいたい。