どれだけ読めば、気がすむの?

どれだけ読めば、気がすむの?

どれだけ読めば、気がすむの?

本書は2005年に刊行された『そんなに読んで、どうするの?』に続く、闘うブックレビュアー「トヨザキ社長」こと豊崎由美さんの書評集・第2弾。2000年以降に「GINZA」「Chou Chou」「本の雑誌」などに掲載された原稿を収録した、クロニクル的なブックガイドにもなっています。
 紹介されている作品は、純文学からミステリー、SF、ファンタジー歴史小説、実験小説などなど、まさに雑読系。しかも、膨大な読書量に裏打ちされた批評眼と、歯に衣を着せぬ物言いが痛快至極! 小説ファンなら必携の1冊です。
 また、帯に掲載された翻訳家・書評家・書店員さん総勢15名の推薦コメントにもご注目あれ。翻訳家で仏文学者の野崎歓さんのコメントにあるように、「トヨザキ書評は文学の楽園への早道にして王道です」。


あちこちで連載されていた書評を一冊にまとめた豊崎由美さんのブックレビュー集。
本の雑誌での連載で紹介されている本の方が他誌でのものよりも おもしろい気がするのは気のせいだろうか。
読んでみたい本も たくさんあったので、探してみよう。