応挙と芦雪展〜キャンドルナイト@オーサカへ

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晩秋の奈良へ、天才と奇才の師弟 応挙と芦雪展*1を見に行く。
入り口のところで2人連れのご婦人に「一枚、券があまってるから」と、招待券をいただいてしまった。
ありがたい。
お礼を言って入る。
奈良県立美術館には初めて来たが、思ったよりも小さい。
正統派の師、応挙と 自由奔放な画風の芦雪。
2人の描いた作品がテーマにそって並べてある。
"美人画"、"子供"、"花鳥風月"、"風景"など。
同じテーマで描いていても師匠と弟子とで、全く違うイメージ。
芦雪の猫科の動物を描いたものは どれもその毛の感じがいかにも猫科。
特に芦雪の虎。
2人が"龍"を題材にして描いた作品は どちらも大きくて、迫力がある。
近くでじっくりと見て、離れて、また、見る。
応挙の龍は 雲や雷など細かいところまで描かれていて鮮やか。
怖いというより、どことなくユーモラス。
芦雪の龍は 墨だけで感情の赴くままに筆を走らせたような迫力がある。
リアルに緻密に描かれているのは応挙なのに、芦雪の龍の方が絵から飛び出して来そうな気がする。
お土産に、芦雪の龍の葉書と虎の葉書、作品目録を購入。


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大阪市内に比べて奈良は冷える。
奈良公園*2をぶらぶらしようと歩いてみた(やはり、鹿がいる)が、寒さに負けて、猿沢の池のほとりにある茶店で甘酒を飲む。
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先客の年配の女性が2人、姑さんか自分のお母さんの介護話をしている。
美術館内で電源を切っていた携帯にMちゃんからYちゃんのお母さんの訃報が入る。
まだ50代、胸が痛む。
ご冥福をお祈りします。



あまりにも寒かったので、一旦家に帰り、厚着をして梅田へ。
今日は100万人のキャンドルナイト*3の一足お先のイベント*4に行こうと夫に言われていたのだ。
夫の手袋とマフラーも持って行く。
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夫の写真仲間の3人の人たちも一緒。
みなさん、立派なカメラ持参で 夫のカメラがおとなしく見える。


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ヒルトンプラザ*5 ウェスト前にあるスワロフスキー*6とCandle JUNE*7さんのコラボレーションのキャンドルからスタート。
デザイン学校の生徒さんたちによるキャンドルを使った作品が スタート地点のヒルトンプラザウェスト前から リッツカールトンホテル前を通り、毎日新聞社の前まで行って、反対側の道路を通って大阪モード学園・コンピューター総合学園HAL前で終了。
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基本となるキャンドルはシンプルなものだが、さまざまな工夫がこらされていて、どれも美しい。


途中、リッツカールトンホテル*8の前でホットワイン 600円が売られていたのでいただく。
薄く切ったレモンが浮かんでいて、あたたかくて美味しい。
リッツカールトンのマークの入った紙コップも厚みがあって いかにも高級感がある。


2006年キャンドルナイト@オーサカ
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