妖怪好きにはこたえられない一冊。 読み出したら止まらなくなり、ぐいぐいと引きずりこまれてしまった。 江戸の大店の生まれた時から病弱な若旦那が お供の妖怪たち(お守りとして子供の頃から人間に姿をかえてついている)や、その仲間の妖怪の協力で猟奇事…
それほど、期待していたわけではなかったけれど、最初の短編「停電の夜に」を読んで いっぺんにこの作家のことが好きになった。 すれ違う気持ち、人を思うこと、生きている悲しみ、孤独、不安、郷愁 などが さりげない感じで描かれていて。
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