恋文の技術

恋文の技術

恋文の技術

主人公の くされ(?)大学院生が、色んな人に手紙を書きながら(その中には作家・森見登美彦も!)、最終的には、片思いの伊吹さんに恋文を書く…という手紙文のみの作品。
笑いながらも、だんだん、胸が熱くなってくる。
見どころのある少年の章は、主人公の まっとうで、優しい性格が よく出ている手紙だし、伊吹さんに出さなかったラブレターの章の最初の方では笑ってしまう。