uomasa2009-07-11

快晴。
トーストと、ゆでたまご、ヨーグルトとバナナ(冷凍バナナ)、アイスティーの まるで朝食のような午飯。
夫が行きたいという中崎町ONE PLUS 1 gallery*1へ。
女の子ばかりを写した写真展が開催されていた。
その後、彩珈楼ギャラリー*2で行われていた廃墟の写真展へ行く。びっくりするくらい体が沈み込むソファーが置かれていた。


私の たっての希望で、書肆アラビクへ。
アイスチョコ(夫)とブレンドコーヒーのホットコーヒー(私)をとり、ティラミスを半分こする。
あっさりとした珈琲で美味しかった。


書肆アラビク
書肆アラビク posted by (C)魚政


珈琲を待つ間に、うろうろと色々と本を見たり、眺めたり、本棚から本を抜いてページをめくったり、元に戻したり。
たくさん本が並んでいるところにいると、背表紙を見ているだけで、なんとなく、心落ち着くような、うれしいような気持ちになる。
私たちの席の近くに置いてあった和綴じ本を 夫が かなり熱心に眺めていたので、聞いてみると、大正時代の女子の算数の教科書だった。
つられて、修身の教科書を手に取る。
読めない漢字が たくさん出て来るけど内容としては、「勉強出来ることに感謝の気持ちを持つように」とか「身だしなみは清潔に」とか「嘘をつくな」とか、そんなようなことが書かれている。
感慨深いような、おもしろいような。


以前、寝屋川のKさんが欲しがっていた本があったので、Kさんにメールをする。
出版社や出版年の確認メールが届いたので、確認して返信。
欲しいということだったので、自分の日本文学全集の獅子文六集と一緒に購入。


心斎橋の たかねえさんのお店*3の開店祭りに行く。


小料理ともか
小料理ともか posted by (C)魚政


カウンター8席の こじんまりとした清潔なお店。
枡枡半升(ますますはんじょう)の大きな瓶から 振舞い酒を いただき、ビール、水なすの漬け物、まぐろほほ肉の塩焼き、夏野菜の炊き合わせなど いただく。どれも、ともて上品な味。
軽く飲んで食べて、腰を上げる。



キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ



20年近く昔に『ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)』の方は読んだことがあるけど、内容は ほとんど憶えていなかったので読んでみた。
読んでいるうちに「あぁ、そう言えば、こういうシーンあった」と思い出すのだけど、初めて読むようだった。
主人公ホールデン少年が痛々しく、かわいそうになってしまったけれど、昔、読んだ時には そんな風に思った記憶が無いので、その分、こちらが歳を とったということだろうか。

*1:中崎町/ONE PLUS ONE blog http://blog.one-plus-one.jp/

*2:『昭和カフェサロン・彩珈楼』 http://tokage.net/saikarou/

*3:小料理ともか 日々是好日 http://koryouri-tomoka.at.webry.info/