秋の花 (創元推理文庫)

秋の花 (創元推理文庫)



読み始めたら、最後、午前4時までかかって読み通してしまった。
前2作と違って、今回は 長編。
円紫さんが、ラストに少ししか出て来ないことが残念だけど、たっぷりと物語世界に入って楽しむことが出来た。


「運命の悪意」なんとも、悲しい。
私たちは、あやうい世界に生きている もろい存在なのだと。


次回作『六の宮の姫君 (創元推理文庫)』、そして、社会人になった「私」が編集者として謎解きをする『朝霧 (創元推理文庫)』も楽しみだ。