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午前3時、目がさめてから眠れない。
眠れない、眠れない、と思っているうちに、午前5時。
しかたがないので、起きてみる。
カーテンを開け、台所に立ち、お湯をわかして魔法瓶にいれる。お茶もいれる。
小腹が空いたので、昨夜の残りのおいなりさんを3つ食べる。熱いお茶を飲む。
開けたカーテンのむこうで かすかに、空が白みはじめる。5時20分。
ベランダに出てみると、山の方に日がのぼりはじめている。
空は完全に朝の空になった。5時30分。
わずか、10分で夜から朝に かわった。
久しぶりに、朝焼けを見て朝の空気を吸った。
たまには早起き(?)も いい。
快晴。
図書館とスーパーへ行く。
歩いても 汗だくにならずにすむ気候。
予約しておいた本を受け取り、休憩がてら、川上弘美の『パレード』(再読)を読む。
スーパーで、牛乳、パン、ちくわ、さつまいも、レトルトカレーを買う。
洗面所の掃除をして、ポトフを作る。
南伸坊『健康の味』、山崎ナオコーラ『指先からソーダ』を読む。
初山崎ナオコーラ、映画も観たかったし、小説も読みたくなった。
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カフェインをやめている。
毎晩、少しだけ お酒を飲むようになった。
体重が増えていたので、早めに夕飯を食べ、お酒も 来週くらいまで やめておこうと思う。
となると、なんだか、やたらと口さみしい。
煙草をやめた時みたいだ。*1
タンポポコーヒーを飲んでみる。
カフェインをやめようと思った時に 買っておいた。
どうも、タンポポコーヒーもハーブティーも好きになれない。
ご飯も玄米や雑穀入りより、やっぱり、白米が美味しいと思う。
よっぽど、不健康に出来ているのか、体にいいものを好きになるのは むずかしい。
- 作者: 川上弘美
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話題のベストセラー小説、『センセイの鞄』のサイド・ストーリー。夏の午後、蝉しぐれをききながら、畳にねそべって、ツキコさんがセンセイに物語る、淡く切ない少女時代の「昔のはなし」。
- 作者: 南伸坊
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「健康の味とはつまり、ありがた味のことである。
健康の時には味わえず、健康の損なわれた時にはじめて味わえる(本文より)」
健康だと思っていても、寄る年波には逆らえません。腱鞘炎・鼻血・ゼンソク・メタボなど、気がつけば著者も立派な病人予備軍!
とりあえず、日常生活の中からいろいろやってみる。免疫力をつけるため笑ってみたり、落ち着いた気分になるため深呼吸したり(とにかくものすごく吐く)、また、はやりのウォーキング(「まァ、単に『歩き』だ」)をしたり。さらに、ねじり体操に冷水摩擦に冷水浴、シコふみ、一日水呑み二リットル......効いているものもあれば、そうでもなさそうなものもあるし、習慣化できたものもあれば、どうもつづかないものもある。でも、なんだかとっても楽しそうで、カラダのことを「クヨクヨ」考えている姿さえオモシロイ。
著者のなんでも「おもしろがる」才能が、ここでも遺憾なく発揮されているわけだが、健康の秘訣とは、呼吸法でも運動でもなく、この著者の姿勢こそが最高のお手本かもしれない。さあ、アナタもゆるりと始めませんか?
- 作者: 山崎ナオコーラ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/07/06
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言葉は指先から泡立つソーダ。世界の不思議とおかしみ、作家としての覚悟、言葉への懐疑と信頼、学生時代の思い出、父と娘の関係、コミュニケーションへの違和感……。身近な出来事から世界をめぐる思索まで、いま最も端正な文章をつむぐ新鋭の初めてのエッセイ集。『人のセックスを笑うな』での鮮烈なデビューから現在にいたるまで、執筆した全エッセイを収録。朝日新聞土曜「be」連載の単行本化。
*1:禁煙して3年近くなるが、まだ、今だに吸いたくなる。