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職場で ちょっとした事件がある。
一緒に働いている人間の陰湿さを思い知る。
上に立つ人の心の無さを知る。
もう、ここに私がいるのも長くないと思う。
帰宅して、残り物の春巻きとご飯を食べる。
ニラ玉と肉じゃがを つまみつつ、瓶ビール1本飲みながら『ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場』を一気に読む。
猫ものミステリーとして、正太郎シリーズは たくさん出ているらしいので、次も読みたい。
- 作者: 柴田よしき
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2000/10
- メディア: 文庫
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オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。そして、無理矢理連れてこられたオレ(しかも一服盛られて!)。山荘で待っていたのは幼なじみのサスケと美猫トマシーナとの出会い、しかしそれだけではなかった。オレは次第に怪しげな雰囲気に飲み込まれていく。新郎・白石へ脅迫状が舞い込み、土砂崩れで山荘は孤立、そしてとうとう最初の犠牲者が…。毒死、転落死、相次ぐ死は事故か殺人か?猫探偵正太郎が活躍するシリーズ第一弾。本格ミステリー。