仕事帰りに船場センタービルへ。
出来上がった夏用の麻テトの長襦袢と河童の帯を受け取りに行く。
受け取って、しばらく お店の人と話して辞去。
せんば心斎橋商店街の千鳥屋で竹羊羹とわらび餅を買い、帰宅。
長襦袢に衣紋抜きを縫いつける。


夏野菜のチキンカレー*1を食べた後、隠し蔵(麦焼酎)の炭酸水割りを飲み、黒霧島(芋焼酎)の牛乳割りを飲みながら『ひとつ、村上さんでやってみるか』を 少しずつ読む。


6月22日以降に読んだ本など。

アフターダーク

アフターダーク

真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。
風の歌を聴け」から25年、さらに新しい小説世界に向かう村上春樹書下ろし長編小説


ハルキストでは無いし、村上春樹の作品を全て読んだわけじゃないけど、今まで読んだ村上作品の中では一番好きかも。
女子プロレスのラブホテルのマネージャーや『海辺のカフカ』(だったと思う)のトラック運転手など、村上春樹的じゃない登場人物*2が好きなのは、やはりマニアじゃあないせいか。

  • 快楽の動詞

快楽の動詞

快楽の動詞

日本の言葉は、あらぬ方向に進んでしまう自堕落な美女なのだ。厚顔無恥なニッポンブンガクを真っ裸にした山田詠美、初の爆笑クリティック小説集。

  • 女ですもの

女ですもの

女ですもの


  • 牢屋でやせるダイエット

牢屋でやせるダイエット

牢屋でやせるダイエット

独房に拘置された22日間を描いた、新生・中島らもの復活作。当初は、看守にたてつき、所内の看護婦をナンパする不良囚人だった著者が、次第に事件を振り返り、自分自身を見つめ直していく心の変化をユーモアを交えて描く。

  • 仏壇におはぎ

仏壇におはぎ

仏壇におはぎ

お供え物でいっぱいの仏壇に手を合わせる。父母との思い出、写真を撮るためにふらりと出かけた旅先の情景…。泣きたくなるような、微笑みたくなるような、こころの風景をやさしく綴ったフォト・エッセイ。

  • 二枚目 並木拍子郎種取帳

二枚目 (角川時代小説倶楽部―並木拍子郎種取帳)

二枚目 (角川時代小説倶楽部―並木拍子郎種取帳)

侍でありながら人気狂言作者の弟子・拍子郎が活躍する事件を通して、市井に生きる男女と人生模様を描く粋でいなせな時代小説。「一の富」に続く並木拍子郎種取帳の第2弾。

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ! (ヴィレッジブックス)

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ! (ヴィレッジブックス)

はじまりはディケンズだった。死体は、まぎれもなくディケンズの作中人物だった―。わたしはサーズデイ・ネクスト。“文学刑事”だ。元“時間警備隊”の父は、いまは時空のなかを逃げ回る身の上、最愛の兄はクリミア戦争で疑惑の死を遂げた。わたしはといえば、昔の恋をひきずったまま結婚もせず、地道な捜査ひとすじ。ふだんは殺しとは無縁の文学刑事のわたしが、いくつもの顔を持つ悪党ヘイディーズを追って、“現場”である本のなかへ向かうはめに…。意表をつくアイデア、トンデモナイ展開。本好き必読の“文学刑事シリーズ”第一弾。

螢・納屋を焼く・その他の短編

螢・納屋を焼く・その他の短編

秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった…。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。

  • 嫌妻権

嫌妻権 (光文社文庫)

嫌妻権 (光文社文庫)

嫌煙席”ならぬ“嫌妻席”に男が座ったら…。妻が嫌いで、かくし部屋を持つ夫。離婚した後も、前の女房と安らぐ男。ワルイ女の子とつき合いながら、かえってワルイほうがたすかると思っている男。などなど…。男は女房のいないところで、いつも活躍している。中年男の哀愁と切なさを、飄々と謳いあげる新夫婦七景。


笑いながらも、どきりとする。私も夫から嫌われているのでは!?

三崎日和―いしいしんじのごはん日記〈2〉 (新潮文庫)

三崎日和―いしいしんじのごはん日記〈2〉 (新潮文庫)


  • Lmagazine 2008年8月号

Lmagazine (エルマガジン) 2008年 08月号 [雑誌]

Lmagazine (エルマガジン) 2008年 08月号 [雑誌]

特集 カフェが変わった!?-スイミープロジェクトって!?、新しいカフェの新しいカタチ、「今、面白い」カフェのウワサ10、今カフェは夜が面白い、他/京阪神極楽文化地図-映画館、美術館、ギャラリーのスケジュールも付いてさらに使いやすくなりました/’08 Summer Culture Guide-夏フェス、夏映画・・・今年はこう楽しむ

*1:塩こしょうだけの色んな野菜のスープ→水煮トマト缶と鶏団子を加えたスープ→茄子となんきんと鶏手羽元、カレールーを入れて、夏野菜のチキンカレーと1週間かけて変化をつけて食べ続けた。

*2:ジャズの話をしたり、フィッツジェラルドなどの海外文学作品を引用したりというのが、私の中の村上春樹的登場人物イメージ。