気配と余韻 弾き語りライブ

今日ライブが行われる塩屋の旧グッケンハイム邸*1へ行こうと駅を出ると それらしき人たちがいたので、地図も見ずついて行くと全然違う方向に歩いてしまう。
ライブへ行く人には違いなかったのだけど、先頭の人たちが道を間違えていたらしい。
おかげで、塩屋駅前の雰囲気のいい小さな商店街で魚屋、定食屋、居酒屋、クリーニング屋などを見つけ、「塩屋に住みたいー」と言ってみる。
こういう海のそばの小さな商店街の残る町に住んでみたい。


旧グッケンハイム邸は踏み切りの近くにある細い坂道にある雰囲気のある すてきな建物。
ここで下宿出来るなら、夫と別居してもいいわーなどと無責任なことを言いつつ開演を待つ。
邸内の内装も すばらしく、グランドピアノがとても似合う。
冷房はつけていないようだったけれど、とてもいい風が開け放した窓から入って来る。
郁子ちゃんの妹の奈々ちゃん*2と郁子ちゃん*3との冊子『てぃーだぬーふぁ』も購入。

てぃーだぬーふぁ posted by (C)魚政


Mちゃんとしゃべっていると、どこからかラッパの音（管楽器の音で『カントリーロード』）が聞こえて来る。
管楽器の人たちと郁子ちゃんがカントリーロードに乗って登場。
小さくて かわいい。
こんな近くで郁子ちゃんを見られるなんて。


ライブは前後半にわかれていて、前半は 郁子ちゃんの今度出るソロアルバム（ケモノと魔法(初回限定盤)）からや 今回の『気配と余韻』からの曲を。
ちょっと負の話をしていたりした余韻が 郁子ちゃんの声とピアノの音とで浄化されるよう。
2曲目くらいから すっかり、負の余韻が無くなっていた。
途中、気持ち良くなって うとうと眠ってしまいそうになったりも。


ライブ後半で郁子ちゃん手描きの歌詞カードが配られる。
Sing a song！

みんなで歌おう posted by (C)魚政


『かじき釣り』の歌詞、「釣れるかな」を関西弁で「釣れるんかな」に、「かじき」を塩屋で捕れる魚「めばる」に変えて、「釣れるんかな、釣れるんかな、こわくて楽しい めばる釣り」にして合唱。
管楽器の人たちも加わり、にぎやかに。
『カントリーロード』では ちょっと涙ぐみそうになりつつ。
アンコールでも 新しいソロアルバムの中から2回もこたえてくれて、終わった時間は10時近くなっていた。盛りだくさん。


郁子ちゃんの 時々、出る博多弁が かわいかったなー。
本当に ピアノのある大きなお屋敷で郁子ちゃんが歌っているのを聞いて、休憩時間には庭に出てぶらぶらしたり、飲み物を飲んだり、くつろいだなごやかな雰囲気で こんなライブは もう無いんじゃあないかな。
今日、明日のグッケンハイム邸でのライブに来られた人たちは 本当にラッキーでした。


旧グッケンハイム邸

旧グッケンハイム邸( 夜) posted by (C)魚政

*1:旧グッケンハイム邸 神戸市塩屋の洋館 http://www.geocities.jp/shioyag/

*2:原田奈々 WEBSITE http://www.diapo7.com/

*3:itumo.cc http://www.itumo.cc/