銀座開化事件帖

銀座開化事件帖

銀座開化事件帖

士族の身でありながら芝居に関わり、御一新後は蝦夷地に渡った変わり種。久々に江戸ならぬ東京に戻ってきた宗八郎が頼まれたのは…。近代日本の青春期・明治ならではの珍妙な事件が次々と起こる街・銀座。ヤソ信者の元若様や薩摩っぽの巡査も大活躍、笑いと涙がたっぷりの事件帖。


前作『幕末あどれさん』の続編。
宗八郎の内縁の妻比呂の言いたいことはずばずば言い口は悪いけど、情に厚くて面倒見が良く、明るく思い切りのいい性格で、好きなキャラクターなのだけど、ライバル(良家の子女で才色兼備の綾)出現。
宿敵との因縁、対決に向かっていくのか…? 比呂との関係はどうなるのか? 若様って何者?
気になることがいっぱいで、謎が多くて、はらはらしながら、ぐいぐい読んでしまい続きが気になってしようがない。