老いの道づれ

出版社/著者からの内容紹介
敗戦直後,脇役女優と雑誌記者が駆落ち.無一文からの出発だった.数々の労苦を二人で乗りこえ,楽しい老後を迎えたが,夫は急逝してしまう.机には「ありがとう」の遺稿が….夫婦の辿った涙と笑いの道のりは,戦後史を浮彫りに.


2人の写真が1枚だけ載っていて それが、とてもいい。
リラックスした雰囲気で べったりくっついていなくても2人の間の信頼関係などが感じられるようで。
最終章は読みながら何度も涙ぐんでしまった。
大勢の人をしあわせにしなくても、人生の最後に たった一人の夫をしあわせにしたと自覚出来れば、それはとてもしあわせですばらしいことだと思う。