狐だコン

伏見稲荷駅
伏見稲荷駅 posted from フォト蔵
以前、買って来た『京都地図本―歩きたくなる (エルマガmook)』を見た夫が決めた本日のお出掛け先、京都 伏見稲荷大社
夫は私が本を買って来たのは 京都へ行きたいがためであると思っているようだが、私は夫がこのシリーズの『神戸地図本―歩きたくなる (エルマガmook)』を買って来ていたので、京都版もあるとよかろうというだけの気持ちだったのであるが。


駅を出て参道を歩くと、風情のある古い店があり、雀の串焼きや きつね煎餅、甘酒を売る店が並ぶ。
昼時だったので、蕎麦屋に入り、私は にしんそば、夫は ざるそばとかやくご飯のセットを注文。
NEC_0145
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お稲荷さん
お稲荷さん posted from フォト蔵
ここ、伏見稲荷大社では 狛犬ではなく、狛狐、お狐さんが迎えてくれる。
右に玉を咥えたお狐さん、左に巻物を咥えたお狐さん。


伏見稲荷
伏見稲荷 posted from フォト蔵
歩けど歩けど、どこまでも続く千本鳥居。
千本以上あると思うが千本鳥居。
昭和初期や大正時代のミステリーに出て来そうな雰囲気。
犬神サーカス団とか。
木々は うっそうと繁り、昼でも薄暗く、周囲の音は木々に吸収されてしんと静かで。
そんな中、おかっぱに着物姿の私が歩いている姿は 妖怪*1じみていて、鳥居の下を歩く私を目撃した人々は さぞ、不気味だったろうと思う。


四ツ辻まで行ったところで、夕方になったので引き返し、京阪伏見稲荷駅近くの茶店で私は名物の甘酒、夫はぜんざいで一息ついて電車に乗り、帰宅。


*1: おかっぱ頭に着物姿の妖怪というと、座敷童子を連想してしまうが、もう童子という年齢では無い。