茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう

去年、京極噺*1という講談と落語と狂言の公演があり、見に行き、以来、狂言のおもしろさに目覚めたというのもおこがましいので、気付いたくらいにしておくが、また、見たいと思い続けている。
この時、茂山一家が演じた『新・死に神』という話が おもしろくて笑ってしまうのだが、最後、しーんとしたブラックさがあり とても感激したのだ。
この時、死に神を演じた茂山千作氏の所作、動き、腰を低く保つ姿勢などに 強く惹かれてしまった。
その後、調べてみて人間国宝だということを知るが、納得。
この本では、茂山一家の紹介、狂言の舞台や衣装、小道具などの説明、狂言の主な話の概略などが載っていて 初心者向けで とてもとっつきやすい。
狂言、また、見たいなーと ぼんやり思っていたのが、この本を読んで、近いうちに行こうという気持ちになった。

*1: 京極夏彦氏が講談、狂言、落語のシナリオを書いて それを講談は神田山陽、落語は春風亭小朝狂言は茂山一家 が演じるという、とても豪華な公演。
京極夏彦氏所属、大沢オフィスのHP 大極宮 http://www.osawa-office.co.jp/
神田山陽 http://www.bekkoame.ne.jp/~iwahara/
春風亭小朝 http://www.rakugokai.com/koasa/
茂山一家 http://www.soja.gr.jp/