京都ぶらり

uomasa2006-06-03

絶好の晴天にめぐまれて、夫と共に京都へ。
まず、祗園界隈を徘徊。
頬にニキビのある舞妓見習のような女の子が簡単な着物姿で信号を待っている。
湯葉うどんを食べて八坂神社へ。
ちょうど、神前式が始まるところで私たちも新郎新婦とその親族の方たちが入場(?)するところを見ていくことに。
本日はお日柄も良い。


そのお隣の円山公園知恩院へ。
大きなお寺に圧倒される。
こういう気持ちが宗教には必要なのか。
なにか、圧倒されるような 畏れるような。


円山公園内にある長楽館で休憩。
紅茶とスコーン。
旧い建物で趣きがあり、好きな雰囲気ながら喫茶室のものはどれもお手頃価格。
ロックフェラーが食べたという4000円のカレーもあるらしいが。


二年坂産寧坂(三年坂)を色々とお店を冷やかしながら歩く。
阿闇梨餅を売っているお店を見つける。
店先で焼いている八つ橋のお店で試食をすすめられる。
実は八つ橋は嫌いなのだが、ここの八つ橋は美味しいと思った。
八つ橋好きの夫は、帰りに買うという。


汗だくで清水寺に到着。
高い建物が周りに無いので、京都は見晴らしがいい。
まだ、夏本番の蒸し暑さが無いので風が爽やかで気持ちがいい。
入ったところに置いてある鉄の錫杖*1の周りに人だかりが出来ている。
力自慢の男たちが彼女や奥さんにいいところを見せようとしたり、仲間うちで囃されて、次々と挑戦するも ことごとく持ち上げられない。
少し、遠巻きに見ていた外国人男性に「You Try!」と声がかかる。
皆の注目が集まって少し照れたようなサングラスの外国人男性が 両手で錫杖を掴み、少し持ち上がった。
一斉に起こる拍手。
その後も何人かの男たちが挑戦するも、日本人男性は皆、持ち上げられず。
体格のいい力自慢の外国人男性は その後、何人か持ち上げていた。
日本男児無念の敗退。


清水の舞台からは 京都タワーが見える。
下を覗くと、高層ビルの展望室などとは また違ったスリルが味わえる。
尾てい骨の辺りから ざわざわとぞくぞくと、本能的な恐怖。


2006/6/3・清水寺
清水寺 from フォト蔵
上の画像か、"清水寺"という文字をクリックすると写真が見られます。


帰りに夫は念願の八つ橋を購入。
私は夏の着物*2を購入。
買うつもりは無く、見ているだけのつもりだったのだが。


晩ご飯に、とんかつ茶づけの すずや*3で、名物とんかつ茶づけ。
とんかつ茶づけ
とんかつ茶づけ posted from フォト蔵


とんかつ茶づけ その2
とんかつ茶づけ その2 posted from フォト蔵


とんかつ好きの夫と、美味しい美味しいと言い言いしながら食べる。
醤油ベースの味の豚カツと上に乗った炒めたキャベツときざみのりが美味。
最後のお茶漬けもあっさりとさらさらと食べる。
結婚するまで、あまり豚カツを食べたりはしなかったが、夫と一緒になってから よく食べている気がする。


満腹で満足しながら、帰路につく。
いつか、川床でご飯を食べようねと言い合いながら。

*1: しゃくじょう。弁慶と関係があるらしい。持ち上げると出世すると言われている。

*2: WAKON http://www.rakuten.ne.jp/gold/wakon/

*3: http://www.toncya-suzuya.co.jp/