大相撲夏場所十一日目

朝青龍ファンにとっては 今場所は淋しい場所だ。
はじめのうちは、他の力士たちの活躍や熱戦に気をとられていたが 中盤以降、やはり何か物足りないような、がらんとした気持ちになる。
もちろん、他の力士たちの試合も十分おもしろいのだが。
朝青龍は特別な存在なのだと思うのは贔屓のひきたおしだろうか。


栃の花 対 白露山戦ではお互いほぼ同時に倒れ、物言いがつくが、白露山が小手投げで勝って勝ち越しを決める。
花道を帰って行く時に、小さな男の子を抱いた父親が桝席の横から子供を近付けると、白露山は小さな手を軽く握っていた。


豊真将黒海でも物言いがつき、取り直し。
黒海の寄り切りで勝ち。


豪風、十一日目にして初白星。


魁皇琴光喜戦。
あらっという間に、寄り倒しで琴光喜の勝ち。
花道の奥に控えている時に魁皇が着ていた黄色い地にローマ字でKAIOUの文字と魁皇のイラストの入った浴衣が、キュート。


白鵬時天空は巻き落としで白鵬
雅山千代大海は突き出しで雅山
白鵬雅山も10勝1敗。
優勝争いのトップだ。