かもめ食堂

uomasa2006-04-05

春の雨降る中、『かもめ食堂』を観て来た。
朝いちで観ようと急いで出て来たつもりだったが、新梅田シティーは遠かった…
着いた時には汗をかいていたくらい。
10:15の回は満席で、10:25の回、しかも、整理券の番号は70番台。
大人気、『かもめ食堂』。


映画は すばらしかったとしか言えない。
DVD出たら、買う。
この映画を観た色んな人が、食器、小物やインテリア、町並み、服などが いちいちすばらしく素敵で、出て来る食べ物が どれも美味しそうで食べたくなる、と日記やレビューなどで書いているが、全く同感。
異論無し。


小林聡美が あの食堂にぴったりで、小さな体で きびきびとコーヒーを煎れたり、鮭を焼いたり、おにぎりを握ったりしている姿が なんだか、もう ずーっと眺めていたくなる感じ。
そして、もたいまさこ
なんという、存在感ー。
ひょうひょうとして、ていねいで人当たりがいいのに、冷静で毒もあって、どこか浮き世離れした感じ。
ふっと思い立って、森に行ったり、北欧デザインのカラフル(だけど、派手じゃなくてちゃんとかわいく似合ってる)な服を買って着てみたり。
なんか、笑ってしまうのだ。
言動が いちいち、おもしろくて。
もたいまさこは最高にして最強だと確信した。


映画を観た後、和食を食べたくもなるけれど、猛烈に作りたくもなった。
鮭焼いて、肉じゃがに 豆腐とわかめのお味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、出汁巻き卵、そんな感じのご飯。


映画が始まる前に『寝ずの番』の宣伝があった。
これも、おもしろそうかも。