サッカーの応援を相撲に持ち込むということ

先日から、大相撲中継を見ていて気になっていることに、妙なリズムのあるサッカーの応援をする時にするような拍手*1をしている観客がいる…ということ。
好き嫌いで言えば嫌いだし、やめてもらいたいと思った。
そして、大相撲中継が終わってからも、何が、こんなに気になって、嫌なのか考え続けた。


まず、どう考えても、大相撲に合わないリズムだということ。
そして、サッカーの応援は どうしてあのようなリズムで集団で応援するのかということに思い当たる。
広いスタジアムの中で、一人ずつで叫んでいても選手に届かないから、ああいう応援をするようになったのではないかと思う。
あの拍手のリズムや太鼓にしても、あれは、広い競技場の中で全力で走るサッカーだから似合うリズムなのだと思う。
それを、力士同士が ぶつかり合う音が聞こえるような会場で、立会の瞬間に向かって両力士が集中力を高めている時に妙な拍手をするのは、邪魔で野暮なのだ。
拍手をしている本人たちは、サッカーでもやってるし、(サッカーでは)盛り上がるから…と思ってしているのだろうけれど、サッカーという競技と、相撲という競技、それぞれの会場やリズムを考えずにしている、その無神経さにも腹が立つのだ。*2
…という結論に至る。

*1:チャチャッ!チャチャーチャッ!というリズム

*2:もう、会場に来ないでいただきたい。