人魚とビスケット

人魚とビスケット (創元推理文庫)

人魚とビスケット (創元推理文庫)

新聞の個人広告欄に載った 「人魚へ。とうとう帰り着いた。連絡を待つ。ビスケットより。」 というメッセージから始まる物語。
難破した船から救命ボートに乗った4人のサバイバル。最初に、個人広告で帰り着いたことは明らかにされているのに、この4人の極限状態での緊張感にドキドキしながら読みました。
海洋冒険小説とミステリの見事な融合」と紹介されており、まさに、その通りで、最後の方 ホッとしながら読んでいたら、最後の最後で、また、ドキドキハラハラさせられてエンディング。ひゃー。おもしろかった!