晴れのちくもり、大地震

午前中、洗濯掃除を済ませる。
夜勤明けで昼過ぎに帰って来た夫にラーメンとサラダを食べて寝る。
しばらく、水に漬けておいた食器を洗っている時、体が ぐらりと揺れる。
体が、というよりも、頭が揺れたような気がして、目まいがしているのだと思ったら、私ではなく地面が揺れていた。
気味の悪い ゆーっくりとした揺れ。
おさまったと思い、洗っていると、再度、揺れる。
実際の時間は たいしたことがなかったのかもしれないけれど、長く感じた。
三半規管が弱いので、気持ち悪くなる…
夫が すぐ隣の部屋で寝ているので、TVはつけずに、PCを立ち上げると、twitterでも、ハイクでも地震のことでもちきり。
すごいことになっているようで、PCで人の つぶやきを追いかけているだけでは、何が起こったか いまいちわからず、もやもやとするので、音を消してTVをつける。
燃えている町のすぐそばを、水が流れ込んでくる映像…
水(海水)は、そのまま、田んぼを飲み込んで行く…
そこから、目が離せなくなってしまい TVとPCを見ているうちに時間が過ぎる。
起きて来た夫に すごいことになっていると教える。
夫、床に正座したまま、TVに見入っている。目が離せない様子。
つながりにくかったけれど、同じく大阪に住む母にメール。
もしかしたら、和歌山(津波警報と避難勧告が出ていた)にいるかもしれない父にメールをする。
母からは、職場(兵庫)にいたけど気付かなかったと返信あり。
父からは返信がないので聞いてみると、大阪にいるとのこと。ホッとする。
何もする気になれないのに、TVを見ていて、落ち着かないので、我が家の炊飯器で炊ける限りの米(5合)を炊く。
炊き上がり、作っておいたポトフと ご飯を食べ、おにぎりを握る。
おにぎりを握っている間、ご飯の熱で手が熱いせいか、体もあたたかく、気持ちも ずっしりとした「よしっ!」とうい気持ちになる。
落ち着くような発奮するようなこころもち。これが日本人DNAのなせるわざか…

しかし、被災地でもない大阪で、握り過ぎた…