酒日誌

酒日誌

酒日誌

ダカーポに長きにわたって連載された日記の集大成。三軒茶屋から神保町、銀座、そして新宿。怪人たちとの酒席の数々、失われつつある「文壇」への片思い、そして本と音楽と芝居。ツボちゃんの行くところ今夜も放談の嵐が吹くのだ。


著名人の名前や東京の有名店や知らない店が ずらずらと出て来て、華やかな世界に、ほーーとなりながら読む。
内容はいいとして、坪内さんはどうしてこの『酒日誌』の連載では自分自身を 時おり、「ツボちゃん」とよんでいるのだろう。
そんなに、坪内さんの著書を読んでいるわけではないけれど、私の中では知的でダンディーなイメージがあったのが、「ツボちゃん」でがらがらと崩れていった。
一体、どうしちゃったの!?と言いたい。
酔っ払うと自身のことを「ツボちゃん」と言う癖があるのだろうか。