着道楽・食道楽

夏の紗の着物の襟裏の布替えと丸洗いと襦袢のクリーニングに出そうと、仕事終わりで母と待ち合わせ、船場センタービルへ。
前に来た時に見つけた新しく開店した粋な着物の店に入ってみる。
森田空美さんの本が置いてあったり、着物も粋でシックなものばかり。
結局、そこのお店で お願いすることに。
足元に魚の模様のしぼりの入っていて、膝から上あたりはよく見ると花柄のような模様の入った ちょっと凝ったユニークな感じ*1の大島が 気に入ったけれど、母から「ああいうのは何着も着物を持ってる人が買うようなもので、魚政みたいな人が買うようなものじゃない」と言われた。
どうも、私は もうすでに何着も着物を持っているような人が「こんなのも一着くらいあってもおもしろいかも」と思って買うようなタイプの着物を好む傾向があるようだ。
コーヒーをご馳走になってお店を出る。


心斎橋まで歩いて、明治軒*2で晩ご飯。
私はオムライスとエビフライのセット。
母はオムライスとチキンカツのセット。
夫にお土産として、チキンバスケットをテイクアウトする。
オムライスもエビフライ(サクサク!)も安心出来る味。
その後、「口の中が油っぽい」という母と心斎橋大丸地下2階の 京ノ茶寮伊右衛門*3で、いつものごとくほうじ茶を飲む。
今日は生菓子付きのセットにしてみる。
母は生麩餅とほうじ茶のセット。
ほっとする美味さ。
こういう美味しさのものは ちょっと食べただけで満足する。
美味しいものでも「もっともっと食べたいっ」と思うものと、ちょっと食べて満足して「美味しかったー」と思うものと2種類ある気がする、そんな話を母としながら。

*1: 私は この"ちょっと凝ったユニークな感じ"のものに非常に弱い。

*2: 明治軒 http://www.meijiken.com/

*3: 福寿園 http://www.fukujuen.com/