マリー・アントワネット

世界中の女の憧れ、マリー・アントワネット
浪費癖などの悪名高きフランス王妃。
私たち世代だと『ベルサイユのばら*1での悲劇の王妃のイメージ。
そのマリー・アントワネット*2の映画を観に行く。


新しく出来た なんばTOHOプレックス*3に。
エレベーターを降りると、館内、キャラメルの香りが充満している。(キャラメルポップコーンの匂いだ)
座席を指定してチケットを買えるのがありがたい。
チケットを先に買って、昼ご飯。
近くにある 蓬莱のレストランで、定番ランチ。
ミニ・チャーハンとあんかけやきそばとスープ。
ボリュームがあってお腹がいっぱい。


主演のキルスティン・ダントスが とてもキュート。
今まで、何だか あまり好きではなかったけど、やっぱり上手い。
なぜ、好きではなかったかというと、いかにもハイスクールの人気者からスターになったようなイメージがあったからか。
監督がソフィア・コッポラということで、映像がとてもおしゃれ。
ミュージックビデオのように音楽をバックに靴やケーキが たくさん出て来るシーンなど。
色使いもキレイで、そのまま、CMや雑誌に使えそう。
悲劇だったり、悪名だったりするマリー・アントワネットのイメージが ごく普通の女の子が満たされない気持ちを抱えてハメを外しているように見えたのが今までとは違ったマリー・アントワネットの姿を描いて新鮮。
あまり、ドロドロした宮廷内の人間関係や、事件が出て来ないのも良かった。
側近たちとヴェルサイユ宮殿内をシャンパンを持って走り回ったりしているシーンは 格好こそ、昔の貴族、貴婦人の格好だけど、ごく普通の青春劇のひとコマのよう。
前半のキュートなハメを外したキルスティンの表情も良いけれど、後半の子供を亡くしたあたりからの表情が とても良い。


歴史映画を期待していたらしい夫は期待外れだったようだが…


その後、たまたま寄った心斎橋アセンス*4の5階で写真展をしているのを発見して夫が見たがったので、見る。
モノクロの硬派な写真たち。
写真を見ている最中に夫がmixiか何かで知ったらしい写真展が長堀であったのを思い出し、見に行く。
KTCC*5という関西のトイカメラクラブの人たちの写真展。
そういえば、私のLOMO-LCAは ずっとしまったままだ。
こういう風に他の人の撮ったトイカメラの写真を見ると、私は撮らなくていいや、という気持ちになる。


写真を見た後、そのまま、松屋町まで歩いて練*6のエクチュア*7で、ホット・チョコレートを飲む。
私はミルクで夫はビター。

*1: ベルサイユのばら http://www.shueisha.co.jp/versailles/

*2: マリー・アントワネット http://www.ma-movie.jp/

*3: 東宝グループの映画館情報 http://www.tohotheater.jp/index.html

*4: BOOK STORE 心斎橋アセンス http://www.athens.co.jp/

*5: KTCC 関西トイカメラクラブ(仮) http://www.ktcc.jp/

*6: 「練」からほり御屋敷再生複合ショップ http://len21.com/

*7: チョコレートハウス エクチュア http://www.ek-chuah.co.jp/