大相撲秋場所千秋楽

この日に7勝7敗で勝ち越し、負け越しのかかっている力士のなんと多いことか。
見ていると 切ないような気持ちになる。


格段の優勝力士
十両鳴戸部屋隆乃若
幕下は 境川部屋の澤井。
三段目は 間垣部屋の若三藤。
序二段は 時津風部屋の時大竜
序ノ口尾上部屋の倉園。
そして、幕内の優勝は 18回目、高砂部屋朝青龍


三賞力士は
殊勲賞が 稀勢の里
敢闘賞が 安馬
技能賞が 安美錦
どれも、全く文句のつけようがない人選。


嘉風朝赤龍、引き落としで嘉風の勝ち。
朝赤龍は 足を治して来場所に活躍してもらいたい。
嘉風十両落ちではないかと言われている。
あのスピード感のある取り組みが好きだったのだが、残念。
栃乃花垣添、はたき込みで垣添の勝ち。
7勝7敗で勝ち越しのかかっていた栃乃花は負け越し決定。
豊真将琴奨菊、寄り切りで琴奨菊の勝ち。
豊真将も7勝7敗だったので、負け越し決定。
千秋楽に負け越しが決まってしまうのって 切ない。
安馬北勝力、寄り切りで安馬の勝ち。
安美錦黒海、引き落としで安美錦の勝ち。
インタビューでは「兄弟でがんばっていきたい」とうれしそう。
浮世絵風の男前だなー。
雅山琴光喜、はたき込みで雅山の勝ち。
来場所に望みを繋げた模様。
良かった。


これより、三役。
千秋楽の三役そろい踏み、見ていると気持ちが盛り上がる。


露鵬栃東、送り出しで露鵬の勝ち。
栃東、膝、治して欲しい。
琴欧州千代大海、寄り切りで琴欧州の勝ち。


この日の大注目試合、懸賞が上限の50本。
朝青龍白鵬、寄り切りで朝青龍の勝ち。
だけど、白鵬も最後の試合で横綱のまわしを摑んで 見ている者を楽しませてくれた。