ハミザベス

ハミザベス (集英社文庫)

ハミザベス (集英社文庫)

先日読んだ『オテル モル』で、すっかり栗田有起さんのファンになってしまった。
悲惨だったり、深刻だったりするような状況になりがちなことも栗田有起さんの手にかかると、なんとはなく笑える話になってしまう。
しかもそのユーモアが「笑わしたろか!」という感じのものではないところも何ともいえず、読んでいて心地良い。
この本でいえば「玉」だとか「卵」だとか「アフロ」だとか…くくく。*1


あとがきを いしいしんじさんが書いているのも、いしいさんも栗田さんも好きな者としては うれしい。

*1: ネタバレになるから詳細は書けませんが。m(_ _)m