弟子入りしたい

本

古本の師匠・岡崎武志氏に 弟子・角田光代さんが弟子入りし、師匠の出す指令を弟子が実行することで古本道を極めていくという設定が面白い。
神保町で子供時代の本を探し購入する、青山や代官山のおしゃれな古本屋を巡るなどなど。
角田光代さんがそれぞれの地域で古本を通していろいろなことを思い出したり、地域差を感じたり。
本にまつわる色々を考えたり。


読んでいると自分も古本屋さんに行きたくなる。
紙をぱらぱらとめくる感覚を感じたくなる。


それにしても、自分の家の近所にこういう紹介されているような古本屋があったらいいなーと思う。
うちの近所の古本屋は 漫画中心の店が多いというか店先の1番目立つところに漫画がいっぱいある店が多いので、そんなに漫画に興味が無い私は何となく入りずらいのだ。


後、本当に一時期バーッと売れて その後、誰もがいらなくなったベストセラー本たちって古本屋にあるのを見ると ほんのりものがなしい気持ちになる。