踏切趣味

踏切なんて面倒で嫌なものだとばっかり思っていた。
この本を読んでいると通る電車と上がったり下がったりする踏切の遮断機をおもしろくて飽きずに眺めた子供の頃を思い出した。
ちゃっきりと淡々と綴られる文を読んでいると、どこかの小さな町に散歩に出掛けたくなる。